口に含んだものは最低20回、できれば50回以上噛めば唾液の恩恵を存分に体内に取り込むことができます。
実際に、糖尿病の患者がよく噛んで食べたあと、空腹時の血糖値が低下し、HBAlC、ヘモグロビンの値も低くなることが報告されています。
そして早食いせず、腹八分を心がけます。
ゆっくり噛むことで脳への刺激も活発になり、肥満を防ぎ、歯周病も、また胃の病も防ぐことに繋がります。
適度な運動、十分な休養も大切です。
そしていやなことや悩みごとは忘れて、会話を楽しみながら愉快な気持ちで食事をいただきましょう。
最後に、普段からの心の持ちようも大切です。
心配ごとやもめごとなどで悩んでいると、慢性的な疾患がなくともストレスで数値が酸化方向に傾いてしまうことが分かっています。
くよくよと取り越し苦労をせずに、ゆったり構え、幸せな気持ちでいることも還元力を高めるコツです。
いまや、血液検査で分かることが唾液でも分かる時代になりました。
唾液の状態とその人の健康状態は見事に一致します。
事実、病気で来院する患者さんは唾液の酸化の度合いが高いのです。
最近は食の安全や生活習慣への意識が一般家庭で高まりを見せ、唾液への関心が高まりつつあります。
唾液は世の中がどんなに変わろうと地球上すべての命あるものが共有しているものです。
唾液がたくさん出るような健康体でいることが、天から生かされている素晴らしい人間社会への第一歩なのです。
| 唾液はなんでも知っている!―たった一滴に秘められた、人体の科学 | |
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